食器用絵の具で 絵付けグラスレッスンレポート

こんにちは!
名古屋のカリグラフィー教室 ink a pen です。

先週のグラス絵付けレッスンのレポートです!
食器用の絵の具を使って、無地の食器に絵や文字を入れて
世界にひとつのオリジナル食器を作っていただきました。

今回は紙ではなく、ガラスや陶器など硬い素材へ
カリグラフィーを入れるという上級者向けのレッスンです。

まずあらかじめご自分で用意していただいた食器に
どのようなデザインを入れるか考えます。
色々細かいデザインを考えたくなっちゃうんですが
なんせこの食器用の絵の具の扱いが難しいのなんのって。。

食器用絵の具の扱いの難しいところ書いておきますね。

  • 乾きが早いのですぐ固まってもったりしてくる
  • 固まってなくてももったりするので細い線が書けない
  • 不透明色は白だけで、他の色はガラスにのせると発色がわかりにくい

デザインの下書きは紙に書くんですけど
細かく書いても、実際には絵の具では表現できないので
ざっくり位置とか、アウトラインだけ書いてサクサク絵の具にいきましょう。

実際絵の具に触ってみて、
「あ、これは描けない」「これならいけそう」
っていう感覚を掴みながら進めていきます。

レッスンも中盤になると
もう描き方のコツを掴んで無言になるみなさん。
私より画材を使いこなし始めるので、それを見て
この時間が何より楽しいな〜と思いながら待つ私。

最後はカリグラフィーで文字入れします。
夫婦の名前、子供の名前、お気に入りの言葉など。
絵の具はもったりとして扱いにくいですが
カッパープレートペンで書けます。
細い線もきちんと出るのでぜひ使いたいところですが
水分調整が難しく、かなり技術がいるので
難しい方は筆や爪楊枝でもOK。
やはり細いところと太いところのメリハリを出すように書くのがポイント。

みなさんがあまりにも無言で集中していたので
レッスンの合間に私が作ったミモザのMerciグラス。
カッパープレートペンでもちゃんと書けるよ〜って
デモンストレーションしてみました。

できあがったみなさんの作品は見ているだけでも楽しくて
「家族全員分作りたいわ〜」「もう一回やってもいいね」
と言ってレッスンは終わりました。

今回使った画材と詳しい使い方の記事はこちら↓


 

↓絵付けグラスの詳しい作り方はこちらから
https://roseandsecretroom.com/2024/11/09/etsukegurasu/

 

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