【バラのお悩み解決】葉っぱが全部落ちて枯れちゃった?!【バラの病気 黒星病】

バラの病害虫

毎日お水をあげているし、肥料もあげた。。

でもなんでかっぱが全部落ちた!枯れちゃったの?

でも捨てちゃう前にちょっと待って!

もしかして葉っぱが落ちただけで、茎はまだ緑色じゃないですか?

バラは雨に当てると黒星病になって葉が全部落ちちゃいます。

茎が緑色ならまだ枯れたわけではないので、きちんと対策をとればまた元気な葉っぱが出てきてくれますよ。

葉っぱに黒い斑点が出るバラの病気 黒星病(黒点病)

なぜ黒星病になってしまうの?

バラを育てる上で最もポピュラーで厄介な病気といえば、黒星病(黒点病とも呼ぶ)ではないでしょうか。

黒星病はバラの葉を長時間濡れた状態にしておくことで、菌が葉に入り込み発症します。

黒い斑点の出た葉っぱが治ることはない

葉に黒い斑点が出た時点でときすでに遅く、いくら薬剤をかけても健康な葉に戻ることはありません。

斑点の出た枝はやがて黄変して落葉し、バラの生長はストップしてしまいます。

黒星病にかからないバラの品種はない

病気にかからないバラを探してもそんなバラはありません。

雨に当たる場所に置いておいておけば、多かれ少なかれ病気になります。

何も知らずにバラを育て始めて、みるみるうちに葉に黒い斑点が現れ落葉してしまい

それ以上花が咲かなくなってしまうと、やっぱりバラは難しいと諦めてしまいますよね。

バラを黒星病にしないためにしたいこと

 一番は雨に当てないこと

原因が長時間葉が濡れること、雨に当たることで発症するので、逆にいえば雨に当てなければ発症することはありません。

地植えだと難しいですが、鉢植えなら軒下で管理するとか雨の日だけ軒下にしまうなどの対策をとると、黒星病の発症をほぼ防ぐことができます。

バラを育てる上で、他の病気や虫の被害などに比べて、一番手を焼くのが黒星病の対策です。雨に当てないことができればバラ栽培は格段に簡単になります。

黒星病は予防が基本

黒星病は葉に斑点が現れ始めてからでは遅く、葉が健康な状態のうちに予防として薬剤散布を続けることが大事です。

黒星病にかかって黒い斑点が出てしまった葉をどうするか?

黒星病にかかってしまった葉はもう健康な葉に戻ることはないと言いました。

斑点が出ていても、光合成はできるので自然に黄変して落葉するまでそのままにしておいてもいいと思います。

「そのままにしておくと菌がうつる」との説もありますが、発症してしまっているのならすでにそんなことを気にするのは手遅れです。

この葉っぱが必要ないと株が判断した時点で、株が勝手に落葉させてくれますので

それまではギリギリまで光合成を頑張ってもらいます。

そして新しく出てきた葉っぱに関しては、発症しないように薬剤散布をマメにするか雨に当たらないようにして発症するのを防ぐことが大事です。

黒星病にかかってもバラはめったに枯れない

黒星病にかかって葉っぱが全部落ちてしまい、枝だけの寂しい姿になってしまったとしても、バラは枯れたわけではありません。

根っこが元気ならまたすぐに新しい芽を出してくれます。

雨に当たる場所で管理していて絶対に黒星病を発症させないのは余程のことがない限り無理です。

あまり気負わず、多少斑点が出ていてもそれ以上広げないように、というつもりで管理します。

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