特別な贈り物に!カリグラフィーの手書き文字で仕上げるオリジナル絵付けグラスの作り方

カリグラフィー

こんにちは!ink a pen です。

今回は特別な方への贈り物や自分用のアイテムとしてもぴったりな「絵付けグラス」の作り方をご紹介します。シンプルなグラスに手描きでカリグラフィー文字や装飾を施すことで世界に一つだけのオリジナル作品が完成します。お気に入りの色やデザインで楽しく作りましょう!

用意するもの

  • グラス(お好きな形、サイズのもの 耐熱でなくても可)
  • ポーセレン150
  • カッパープレートペン
  • パレット
  • 綿棒
  • 爪楊枝
  • マスキングテープなど






ポーセレン150について

今回使用した食器用の絵の具「ポーセレン150」はフランスのペベオ(Pebeo)社が開発したガラスや陶器用の焼き付け可能な絵の具です。家庭用のオーブンで加熱して焼き付けることで、耐久性が増し、実際に食器として使えるようになります。絵の具は焼成前なら何度でも修正可能です。混色も可能なため多彩な表現が可能です。

ペベオ社では様々な用途の絵の具が販売されていて、ガラス専用の絵の具もありましたが、今回はガラス、陶器ともに使えるポーセレン150を。少量ずつ12色セットになっている「ディスカバリーセット」をチョイスしました。水で薄めることはできないとのことなので薄め液も一緒に購入しました。

実際にポーセレン150を使ってみた感想 その魅力と使い心地

実際の使い心地としては、やはり水彩絵の具のようにはいかず、細かい表現をするのはかなり難しいと感じました。アクリル絵の具で絵を描くのに慣れている方はもっと多彩な表現ができるかもしれません。

ディスカバリーセットで不透明色だったのは白のみです。そのほかの色は透明感があるので(ステンドグラスのようなイメージ)、字を書くとぼやけてしまいました。不透明色の白はグラスでもしっかり発色するので文字をかくときは白で書くのがおすすめです。混色ができるので白をベースにほかの色を混ぜてパステルカラーにするのもいいですよ。

ポーセレン150でカリグラフィー文字を書く

ポーセレン150でカッパープレート文字をグラスに書くことは可能です。薄め液で適度な濃度に調整する必要があります。どんどん乾いてもったりしてくるので調整は難しい作業ですが、きちんと線の強弱も出せますし、ここが腕の見せどころです。絵の具は焼成前なら何度でも拭き取って修正可能なので、ぜひチャレンジしてみましょう!

ステップ1 デザインを考える

グラスに施したい文字をデザインし、紙に下書きしましょう。実際のグラスの内寸を測って実際の大きさや位置を確かめながらデザインを決定します。グラスだとこの下書きをそのままなぞることができます。名前やイニシャルを入れると特別感が増します。イメージが固まったらペイントの配色も決めておきましょう。

ステップ2 下地をきれいにする

グラスの表面をしっかり洗って油分や埃を取り除きます。これでペイントがしっかり定着します。

ステップ3 ペイントを始める

筆、爪楊枝、カッパープレートペンなどを使って、デザイン通りにペイントしていきます。絵の具は時間が経つと固まってもったりとしてくるので、薄め液で薄めながら調節します。水で薄めると定着力が弱まるので、必ず専用の薄め液を用意してください。ドットは綿棒や爪楊枝の背を使うと上手く描けます。はみ出したり、曲がってしまったところは、乾いた後で爪楊枝で削るなどして形を整えます。

ステップ4 乾燥 焼き付け

24時間以上乾燥させて、家庭用オーブンで余熱なし150℃ 35分間焼成したら完成です。ガラスは耐熱ガラスである必要はありませんが、急激な温度変化に弱いので、余熱はなしで、終了後もすぐにドアを開けずに自然に冷ましてから取り出してください。必ずポーセレン150の説明書に則ってください。

ポーセレン150 私の作例

写真のデザインは「SUMIRE」「TAKUMI」と言った名前を主役にそれぞれ異なるテイストで、贈る相手の雰囲気に合わせたデザインにしてみました。2人とも炭酸が好きなのでドットでシュワシュワした感じを出してみました。

ポーセレン150で絵付けグラスまとめ

世界に一つだけの絵付けグラスが完成しました。シンプルなグラスが手作業でオリジナルのアートに変わります。特別な日や大切な人への贈り物としてぜひ挑戦してみてください。

 

 

 

 

 

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