【バラの夏剪定とは】バラの夏剪定はなぜ必要?

バラの育て方

ついに夏が終わりましたねー!

これから秋バラに向けての準備が楽しみすぎます^ ^

まだまだ残暑厳しい9月上旬、早速ですがバラの夏剪定を行います!

バラの夏剪定ってなんでするの?

バラの夏剪定とは

バラの「夏剪定」とは、名古屋地方では9月の10日頃、

全体の上から3分の1程度を目安に、枝や葉を整理して、剪定することを言います。

夏剪定の目的は、「剪定してから約45日前後で開花」というバラの性質を利用して、一斉に全ての枝に対して剪定を施すことで、秋のちょうど良い気温の時に一斉に花を咲かせるために行います。

9月10日頃剪定すると、その約45日後大体10月末から11月上旬に開花する計算になります。

これよりも早いと気温が暑すぎるし、逆に遅くても寒くなりすぎてつぼみが開かなくなる可能性があるのです。

なので夏剪定において、「9月10日頃」という時期が一番大切になってきます。

全ての枝を剪定することで新芽を出すタイミングをリセットし、花を咲かせるタイミングをコントロールするのです。

※ただしこれは私の住む名古屋地方が目安なので、ご自分の住む地域ではいつごろがちょうどいいのか調べてみてくださいね。

夏剪定を行うのは四季咲きのバラだけ

夏剪定を行うのは年中花を咲かせる性質の四季咲きのバラに対して行います。

一季咲のつるバラは何をしても次の春までは咲きませんのでやる必要はありません。

四季咲きでもシュートを伸ばしている途中のつるバラなども、無理に切る必要はありませんので、引き続き大事に伸ばしていくださいね。

夏剪定は必ずしもやらなくてもいい

「秋のちょうど良い気温で一斉に花を咲かせる」のが夏剪定の目的です。

夏剪定をやらないからと言って、花が咲かなくなったり、正常に生育しないということはありません。

それまでポツポツと剪定と開花を繰り返しているなら、そのまま冬まで咲き続けてくれるはずです。

しかし、このバラ栽培において「夏剪定」を行うのは四季のある日本独特のものらしいです。

確かに冬は休眠できるくらいしっかり寒くて、そのほかの季節は11月まで比較的過ごしやすいなんて、四季咲きのバラを長く楽しめるラッキーな地域かもしれませんね。

よりバラを美しく楽しめるよう考案された「夏剪定」、やらない手はないかもしれません^ ^

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