ガーデニングの始まり 誰にでも育てやすいバラ うらら
目をひくローズピンクとこれぞバラ、という花型、
コンパクトに育てやすい木立性の樹形で、強健で四季咲き性抜群。
「うらら」は私が初めてホームセンターで買ったバラ苗で、一つもバラ栽培の知識がない頃でした。
それまではハーブをベランダで育てるもすぐ枯らしてしまう、好きだけどなかなかうまく育てられずに、自分にはガーデニングは向いていないのかなぁと思っていました。
私の中でガーデニングは「しばらくすれば枯れてしまう、それまでを楽しむもの」という認識でした。
バラ苗を買ったのも、育てられるかどうか、などとは考えず、ただ咲いていた花が可愛かったから、とかそんな理由だったと思います。
とっても花持ちがよく、しばらく花を楽しんだ後、花がらを摘んでしばらくたった時のこと、新芽の奥からつぼみを見つけた時の感動を今でも覚えています。
花が咲いたら終わり、枯れるのを待つのみだった私のガーデニングスタイルがガラリと変わったのはこの時です。
今思えば花を咲かせる植物というのは一季咲のものが多く、花が咲いたら枯れてしまうか次の年まで待たなければいけません。
こんなに次々と花を咲かせてくれる植物があるということを知らなかったのです。
それからはバラの育て方を色々と調べてまわり、幸運にも近くにあったバラ苗専門店にアドバイスをもらいながらどんどんバラにのめり込んでいきました。
うどんこ病が出たと大騒ぎしたこと。
冬の土替えを怠って次の春ちんちくりんな芽しか出なかったこと。
いつでも咲いてくれるので、室内にはいつもバラの花があったこと。
うららとはどのバラよりもたくさんの思い出があります。
思い出の多いうらら この春お友達のうちへお嫁に出すことに
うららとはもう6年の付き合いですが、この春バラを始めたばかりのお友達の家にお嫁に出すことにしました。
強健でどんなときもつぼみをつけて咲いてくれるうらら。
バラにも一季咲や気まぐれなバラが多数いるのは後で知りました。
このバラが最初のバラでなかったら、バラを好きになっていなかったかもしれません。
手放すのは寂しいですが、バラを始めたばかりのお友達の家に行くなら本望かなぁという嬉しさもあります。
つぼみがいっぱいのうらら。
お友達にも私と同じ感動を感じてもらえたらと思います。
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