バラのお手入れは冬が本番!剪定と誘引までの準備
そろそろ秋バラが終わったら、今季は店じまい、
いよいよ来年の春に向けての準備が始まります!
さてさて、何を準備してどんな作業をしたらいいんでしょう?
バラの冬メンテの全貌を手順を追って解説します!
準備しておくといいもの
- ハサミ
- アルミワイヤー
- 革のガーデンニング用手袋(革だとトゲを通さず快適です)
- 新しい土(鉢バラの土替えを行う場合、地植えは不要)
- 肥料
ステップ1 葉をすべて取り去る
先ほど「自然と落葉する」と言いましたが、落葉しきらない葉が残っている場合があるのでその場合、すべて人間の手によって取りさってしまいます。
ハサミで切ると根元が残ってしまうので、手で枝から外すように取ります。
ステップ2 いらない枝を整理する(剪定する)
枯れた枝、細い枝、混み合った枝などを整理します。
木立性のバラは全体の半分から半分以下の高さまで切り詰めます。
つるバラは長い枝を残すように剪定します。
↓木立性バラの冬メンテ後のイメージ。
ステップ3 つるバラは誘引する
長く伸びたつるバラは放っておいても朝顔のように勝手につるを巻きつけてはくれませんので
人間の手でフェンスなどの構造物にワイヤーで留めつけます。
春に咲いて欲しい姿を想像しながらの作業は楽しいものですが、力もいるし、トゲもあるし、知識と経験がないとなかなか思い通りにいかないものです。
ホームセンターでアルミワイヤーを買って用意しておくといいでしょう。
アルミワイヤーは強度もあるし、ハサミで切れるしサビないのでオススメです。
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↓つるバラの冬メンテ後のイメージ。
ステップ4 鉢バラは土替えする
鉢で育てているバラは一度鉢から取り出し、根を一回り小さくして、新しい土を入れます。
せっかく立派な根鉢ができているのに、それをガリガリ削って一回り小さくするので初めてやるときは「本当にこんなことして大丈夫なのf^_^;?!」と思いますが、これをやるのとやらないのでは春に雲泥の差が出ます。
バラの冬メンテナンスはいつから始める?
年明けのしっかり気温が低くなってからがベスト
バラの冬メンテを行う時期は、しっかりと寒くなった年明けくらいくらいから、暖かくなり始める前の2月中旬くらいの間までに行います。
今は秋バラが終わったばかりで、葉っぱも青々と茂っていると思いますが、これから寒さが本格化してくると、次第に葉っぱは黄色くなり落葉し始めます。
これは病害虫のせいではなく、落葉樹であるバラの性質です。
秋バラが終わった今の時期から、徐々に葉っぱにある栄養分を根へと移動させ、役目を終えた葉っぱが自然に落葉してくるというわけです。
大体バラの準備が整うのが年明け頃、それくらいからバラの冬メンテを始められるとベストです^ ^。
バラの冬メンテ タイムリミットはバレンタインデーまで!
3月に入ると気温が上がり根が動き出してしまうので遅くとも2月中、バレンタインデーくらいまでに終わらせられるようにしましょう!
バラがたくさんあって年内からやらないと終わらないかもってときは、一季咲きのつるバラは早めにやっても影響が少なそうです^ ^
なるべく暖かいときにやりたいので、私も一季咲のものは早めに始めちゃいます。
どっちみちこの時期になると鉢バラで過保護に育ててるやつ以外はあんまり葉っぱも付いてないしf^_^;
冬メンテ後はもちろん消毒もしなくていいし、水やりも4、5日に一回と控えめでいいのでめちゃ楽になりますね。
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