冬に咲かせるバラ 気温が低くてもつぼみが開いてくれる品種
秋のバラシーズンと言えば、10月下旬から11月上旬です。
秋バラのピークが過ぎても気温の低い中ポツポツと咲いてくれるバラたちがいます。
初冬に咲くバラは病害虫の影響を受けず、美しい姿のまま時を止めるのです。
マルクアントンシャルポンティエ
真ん中の黄色いバラが「マルクアントンシャルポンティエ」。
春よりは遠慮がちにひっそりと花をつけてくれます。
つぼみがちょっと赤みを帯びているところも可愛い。
ナエマ
初冬に咲くバラを語る上で外せないのがこの「ナエマ」!
ふっくら堂々と贅沢に花びらを重ね、年末の風物詩となっています。
ウェディングドレス
ひらひらと純白のドレスが舞うようなバラ「ウェディングドレス」。
特徴的なシベも魅力的。
少し黒星病に弱い印象ですが、冬なら病気のことは関係なし。
アイスバーグ
春には純白で咲いてくれるアイスバーグも
初冬にはうっすらとピンクがのって咲き、「冬が来たんだな〜」と実感させてくれます。
赤く色づいたローズヒップも魅力です。
冬に咲くバラのメリット
乾燥して気温がぐっと低くなる初冬では
バラの病気や害虫がなりを潜め、純粋なお花の美しさを長く楽しめます。
例えるなら冷蔵庫で冷やして保存しておくとなんでも長持ちするのと同じことです。
気温が低くなりすぎると、つぼみができても開かない品種もありますので
上記でご紹介したバラはうちではいつも年末の風物詩となっています。
しかしいくら冬のバラが美しいからといってそのままお手入れしないというのはダメですよ。
年明け〜2月まではしっかりと休眠させてあげて、春にまたキレイに咲いてもらいましょう。
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