四季咲きバラのはずなのに秋につぼみが出ない その原因とは
待ちに待った秋バラの季節!
四季咲きバラの本領発揮、冷えゆく空気の中で色濃くなり香り際立つバラの美しさといったら。。
しかし四季咲きバラの看板を掲げているにも関わらず、閉じた貝のように沈黙しているバラがいるって。。?
そう、四季咲き品種のはずなのに秋に咲いてくれないのは実はよくあること!
↓うちにもいますよ〜!
原因1 春から夏にかけて、株の体力を消耗する何かがあった
うちで咲かなかったのは、夏の間こまめに摘蕾してあげたはずの「ラデュレ」。
ちなみに病害虫の影響などはなく、新芽も出ていて、株自体はイキイキとして元気です。
しかしこの春、日当たりの悪いところから鉢上げしたばかりだったのです。
今年いっぱいは株の体力回復に尽力したかったのかもしれませんね。
そのほか考えられるのは
- 黒星病で葉を落としすぎた
- コガネムシの幼虫に根を食べられた
- 肥料が足りない。。
考え出せばきりがありませんが、バラが「ちょっと疲れちゃったな〜」という何かがあるときは
秋につぼみが上がってこないのはよくあることです。
「もう少し待てばつぼみがでてくるんじゃないの?」
とまだ希望を捨てきれませんが、きっとこの感じはもう今年の秋は咲く気がないでしょう。。
原因2 夏剪定で切りすぎた
9月中旬頃行う、夏剪定で深く切りすぎても咲かないことがあります。
夏の間、ただでさえ病気で葉を落としがちなので、
冬のように威勢良く切ってしまわないように気をつけます。
冬剪定が株の半分くらい切るイメージなら
夏剪定は3分の1くらいで浅めに葉を残すように気をつけながら切ります。
原因3 原因はわからない あなたのせいじゃないこともある
夏の間、どのバラよりもつぼみをあげていたくせに、気温が低くなり始めた途端、ぱったりつぼみをあげなくなる、ということはよくあります。
明確な原因はわかりませんf^_^;
同じ品種でも、今回は秋はつぼみをつけなかったけど、次の秋には咲いてくれることも普通にあります。
ラデュレは今年の春に条件の悪いところから鉢上げし、順調に回復してきて「さあ秋の花!」と期待値が高かっただけに、落胆の幅が大きくなってしまいましたが
周りを見渡してみると、うちの庭の20鉢くらいあるうちの半分くらいの株は、秋にはつぼみをつけていません。
咲くも咲かないのもバラの機嫌と天候次第。
詳しい原因は私には計り知れませんf^_^;
↓夏剪定直前に咲かせたつぼみ。はっとするほど美しい色でした。
秋に咲かないバラの対策
あきらめて来年の春を待つ
秋、つぼみの出ない株に関しては諦めるしかありません。
肥料をあげたり、剪定し直したとしてもそれからつぼみが出てくる確率は低いです。
今年の秋は諦めて、おとなしく春を待ちましょう!
状態がよくない場合を除いて、春にまで咲かないということは今までに経験ありません!
自然が相手のことなので、あの時ああしてれば、とかお世話したりないところがあったのかなとか考えてもしょうがありません。
やれるお手入れはしっかりしておいて
大きい気持ちで、「焦らし上手だな〜」と思っておきましょう笑。
バラは3株くらい育てておく
そしておすすめの方法はバラは一株だけじゃなく3〜4株以上持つこと。
一株だけのバラが咲かないと、やきもきさせられちゃいますが、3、4株あればそのうちの1、2株は秋も咲いてくれるはずです。
1株だけでも咲けば、他はまあ来年まで待とうという気になれますよ。
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