バラの鉢増しのタイミングとその目的は?
鉢増しとは?
- 購入したばかりのバラ苗
- お気に入りのバラだからもっと大きく育てたい
このような場合、小さな鉢から一回り大きな鉢に植え替えてあげることで
生育を良くしたり、鉢の大きさに比例して株を大きくしてあげることができます。
一回り大きな鉢に植え替えてあげることを「鉢増しする」と言います。
鉢増しのタイミングは?
新苗は購入後なるべく早く
鉢増しのタイミングは早ければ早いほど、花後の株の生長期を迎える準備が早くできることになります。
大苗は春の花後から梅雨に入る前くらいには鉢増しを済ませておきたいです。
春の花後がいいのは
鉢を変えるときに、花を傷つけてしまったり、根を傷めたりすることによって花に影響が出てしまう恐れがあるからです。
バラを鉢増ししなければならない理由とは?
- 花後から真夏までがバラにとっての生長期である
- 真夏に小さい鉢のままだと水切れしやすくなる
人間にとっても過ごしやすい春〜初夏こそ、バラにとっても大事な生育期です。
大きな鉢でのびのびと根を伸ばせるようにしておきます。
また、真夏の猛暑を乗り切るに当たり、鉢増しをして土の量が増えることによって、より長い時間水分を保持することができます。
バラの鉢増しのやり方
根鉢は絶対に崩さない
大苗の鉢増しのやり方は、新苗の植え付けの方法と同じです。
絶対に根鉢を崩さないようにして、ひとまわり大きな鉢に植えつけます。
新苗の詳しい植え付けの方法はこちらから【動画付き】
一回り大きな鉢に土を入れ植えつける
一回り大きな鉢に高さを調節しながらバラ用の培養土を入れます。
周りにも隙間がないように土を入れたら完成です🎵
鉢増しのサイズ どこまで大きくしていいの?
- 木立性は10号鉢まで
- つる性は13号鉢まで
鉢を大きくしたらしただけ比例して株が大きくなると考えられますが
あまりに大きな鉢に管理してしまった場合、根が回りきらずに土がいつまでも乾ききらずに根腐れを起こしてしまうということも考えられます。
木立性の場合は大体10号、つる性バラなら13号くらいまでが適正かと思います。
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