うちの地植えにしているバラの一つ、つるアイスバーグ。
新苗でうちに来た時とは、比べ物にならないほど大きくなり、壁一面を覆うほどに生長しました。
小ぶりの純白の花が溢れるように、さらさらと風に吹かれて雄大に咲き誇ります。
白のつるバラ アイスバーグの魅力と使い方
これ以上ないくらい純白のバラ
白いバラというのは、限りなく薄いピンクか、限りなく薄いイエローのどちらかなのだそうです。
それを疑いたくなるほどの純白のアイスバーグ。
いつもつぼみが解けると、これ以上汚れのないものはないのではないかと驚いてしまいます。
黄緑色の葉っぱと比較的柔らかな枝で、優しい印象のバラです。
ひと枝でブーケのように ふわふわと咲く
ひと枝からたくさんのつぼみが上がってきて、まるでブーケのよう。
つぼみが全部花開くと、壁面全てが白い花で覆われて見えます。
アイスバーグ=氷山という名前の由来どおりです。
大型化するので背景や景色づくりに
新苗で迎えたアイスバーグでしたが、うちでは思った以上にかなり大型化しています。
150cmのフェンスをあっという間に追い越して、どんどん伸びてしまったので、柱と柱の間にワイヤーを渡し、そこへ枝を誘引してアイスバーグの壁を作りました。
外からの目隠しと日よけに、嬉しい誤算のアイスバーグの壁。
室内からも咲いたところが楽しめるので春はもっぱらこの窓辺でコーヒータイムするのがお気に入りです。
晩秋は少しだけピンクみを帯びる
つるアイスバーグは繰り返し咲です。
夏の間、あんなに枝を伸ばしたのにまだ咲く気なのかとびっくりしますが、秋のかなり寒くなった時期にポツポツと花をつけてくれます。
それが少しだけピンクみを帯びていて、また可愛いのです。
ピンクみを帯びたアイスバーグをみると、ああ冬がくるなぁと思うのです。
冬にはローズヒップも楽しめる
春の花を、剪定し損ねた分が、秋にはローズヒップになります。
昨年は春の花を剪定せずに、たくさんローズヒップを作って、リースでも作ろうかなぁと考えていたのですが、気づいてみたらほとんど鳥に食べられたのかなくなっちゃってましたf^_^;
春の花を剪定し損ねた分こっそり残しておくくらいじゃないと、逆に残して置けないんだなぁと、勉強になった昨年の冬でした。
お庭のメインにも脇役にも 使い勝手のいいアイスバーグ
大きく伸びて、お庭のメインを飾るのに十分な存在感がありながら
どのバラとも合わせやすく、メインを引き立てる脇役としても重宝します。
枝は比較的しなやかで誘引しやすく、思い通りの形にも作りやすいです。
お庭に一つは欲しいつるバラです。
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