【虫図鑑】乾燥と高温続きならハダニ注意報

バラの病害虫

こんにちは!kasutaです。

お天気の良い日が続く気持ちの良い日、

ふとバラをみるとなんだか葉っぱが煤けたようになっていて、

粉が吹いているように見える。。そんな時はハダニがついちゃってます!

バラにつく害虫ハダニとは?

すごーく小さいので、一見虫がついているようには見えないかもしれませんがハダニはれっきとしたクモの仲間。

たくさん繁殖してくるとクモの巣のような糸を張っているところも確認できます。

葉を裏返して粉を吹いているように見える点々をよく見ると、ウゴウゴ蠢いています。

ハダニは葉を吸汁するので、表から見ると葉の色が変わり、煤けたように見えるのです。

バラにつくハダニの発生条件、予防するには?

ハダニは乾燥、高温を好みます。

雨が降らないお天気続きの夏などに発生しやすく、逆に水に弱いので水をかけるとすぐに死んでしまいます。

発生初期ならば、お薬を撒かなくても、葉裏にシャワーを続けていると、いなくなります。

また、予防として葉裏にシャワーをかけることでその発生を防ぐことができます。

バラのハダニ お薬は専用のものを使う

ハダニが発生してまずい!と思っていつものお薬をシュッシュしても、ハダニには聞きません。

ハダニにはハダニ専用のお薬を使います。

しかも専用のお薬でもハダニの卵にはききませんので、何クールかに分けてお薬を撒き、死滅させます。

↓これだとハダニ以外にも薬効がありそうでお得ですね。どうせ使うなら!

雨に当てれば黒星病 当てなければハダニ

雨に当てなければ黒星病は発生しない、そう思って軒下で管理していたのに、雨に当てなかったことで気がつけばハダニが大発生。

このことに気がついた時は、こういうところがバラの難しさなんだろうな〜と痛感しました。

自然界において、雨に当たらないということは不自然なことであり、一時的に黒星病から守ったつもりでも、また違うところで歪みが生じるようにできている。

病害虫に汚されず、たくさんの花を見たいという人間の思いも、また不自然なもので、それがバラを育てるのを難しく感じさせている。

育ててみるとどの植物よりも丈夫で、めったに枯れることなどないのに「バラを育てるのは難しい」と感じる掛け違いがここにあるように思います。


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