【虫図鑑】鉢植えのバラは絶対注意コガネムシとその幼虫

バラの病害虫

こんにちは!バラを育て始めてからやたら虫に詳しくなったkasutaです!

新しい虫に出会うたび、驚き、感動し、自然に生かされている!と実感します。

色々と詳しくなってからは、むやみな殺生を避けているkasutaですが、今回のこやつだけは話が別、他の虫とは格の違う害虫、コガネムシです。

バラの鉢植えでは絶対注意 コガネムシの幼虫

急に葉っぱが黄色くなって落葉しだした 水は毎日あげているのに?

水は毎日あげているのに、なぜか葉っぱが黄色くなって元気がなくなってきた、黒星病とも様子が違うようだ、と感じたらコガネムシの幼虫が鉢中にいることを疑いましょう。

コガネムシの幼虫がバラの根っこを食べてしまっているかもしれません。

バラの害虫コガネムシとは?

コガネムシとは夏頃に発生する緑色の甲虫です。

6月下旬から9月頃まで成虫が土中に産卵し、孵化した幼虫がバラの根っこを食い荒らします。

根を食べられたバラは、葉が黄変して落葉し、樹勢を落して、最悪の場合枯れてしまいます。

バラは葉っぱを食べられるよりも根を食べられるとダメ

バラは葉っぱを少々食べられても、根っこが元気ならそれほど問題にはなりません。

根っこが元気ならまたすぐに元気な葉を茂らせてくれます。

しかし、根っこを食べられてしまうと、それまでについていた葉っぱは全滅し、また根っこの再生を待つ。。。という長いリカバリー期間を設けなければなりません。

土中のことなので気がつきにくく、気がついた時にはかなりのダメージを負ってしまっていたということになりかねません。

地植えより、鉢植えのバラの方がダメージは大きい

コガネムシの害は地植えのバラではそれほど大きなダメージにはなりにくいのですが、鉢植えの場合、鉢中の限られた環境で、文字通り根こそぎ食い尽くされるので、ダメージは大きくなりやすいです。

バラの害虫コガネムシの幼虫の具体的な対策は?

土中のことなので、産卵されたのも孵化したのもわかりません。

なので、全てのバラに対して、夏の間じゅう農薬を撒きます。

kasutaが使っているのはオルトランDX。使用説明書を読むと1ヶ月の持続効果ですので、7月、8月、9月の3回くらい撒いておきます。

そうすれば、コガネムシが産卵してもしなくても、農薬が効いている間はコガネムシの幼虫は大きくなれません。

農薬を使いたくない方は、バークチップやヤシの実マットを敷いたり、色々と対策を取られているようですが、それでもやはりお薬なしで完全に防除するのは難しいようです。

kasutaもあまりお薬はなるべく使わないようにしていますが、コガネムシの幼虫だけはどうにも他になすすべがなくてf^_^;

うっかり産卵されてしまおうものなら、秋の花を諦めなくてはならないし、リカバリーに膨大な手間をかけることになるのはイヤなので。。

農薬も妙に毛嫌いしたり、闇雲に使ったりするのではなく、ポイントを押さえて使っていくのがいいかもしれませんね。

↓ちなみにオルトランDXはこちら


住友化学園芸 オルトランDX粒剤 1kg

普通のオルトランオルトランDXがあるので間違えないようにしてください!

コガネムシの幼虫にも効果があるのはDXの方ですよ〜!!

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