こんにちは!kasutaです。
バラを育てていると本当に色んな虫と出会うことになります。
その都度なんの虫かを調べているうちに、一介の主婦にしてはかなりの虫博士(大げさ)になってるんじゃないかな〜と思いますf^_^;
バラの虫といえば、害虫ばっかりに目がいきがちですが、益虫と呼ばれるバラを育てる上で助けになってくれる虫もたくさんいるんですよ。
バラの害虫、益虫とは?
バラの害虫とはその名の通り、バラの葉や根を食べたり、バラを育てる上で害になる虫のこと。
それに対し、益虫とは害虫をエサとして食べてくれたり、バラを育てる上で助けになってくれる虫のことを言います。
害虫といっしょくたにされて、退治されてしまっていることもあるようなので、私が大事にしている虫たちを紹介させていただきます。
バラにつくイモムシを捕食 天性のハンター アシナガバチ
夏の庭で遭遇率No.1、アシナガバチさんです。
なかなかの存在感のある大きさで、スズメバチとよく似ているため、怖がられて駆除されてしまいがちですが、実はバラの庭の強い味方。
後脚が長いことからアシナガバチと呼ばれて、スズメバチと区別できます。
バラの葉につくイモムシ類をハントして巣に持ち帰り、自身の幼虫のエサにします。
エサとなるイモムシが大きいと、解体して肉だんごにして(!)巣に持ち帰ります。
初めて肉だんごを作っている現場を見たときは、感動し、自然界の脅威を感じましたf^_^;
性格はスズメバチと違って温厚で、こちらから攻撃を加えない限り襲われることはほとんどありません。
朝バラに水やりしていると、必ず遭遇しますが、一旦水やりの手を止め、アシナガバチの邪魔をしないように見守ります。
ただし、庭にアシナガバチの巣があって、図らずもそれに近づいてしまった場合など襲われることがあるらしいので、くれぐれも注意が必要です。
万が一蜂に刺されてしまったときは、医療機関で適切な処置を受けるようにしてください。
見つけると良いことあるかも?うどん粉菌を食べてくれるキイロテントウ
ナナホシテントウなどと比べると一回り小さくて、全身黄色のキイロテントウ。
なんとバラのうどん粉病の元、うどん粉菌をエサとしているそうです。
菌をエサにとは。。お腹いっぱいになるのか想像もつきませんが。。
よくうどん粉病を発症するバラを育てているからこそ、見つけられた昆虫です。
なんとこのキイロテントウ、見つけると良いことがあるというジンクスつき♪
私も5年以上バラを育てていますが、見かけたのは2回だけです。
個体数はそれほど少ないわけではなく、めずらしすぎるということもないそうですが、都会の住宅街でテントウムシ自体見かけることは稀ですもんね。
コガネムシに似ているけど特に害のないハナムグリ
よく花にもぐっている様子から、ハナムグリと呼ばれるようになったとか。
バラの天敵、コガネムシによく似ていることから駆除されがちですが、花にもぐって花粉を食べているだけで、特に害はないそうです。
ハナムグリの幼虫も、コガネムシの幼虫にそっくりですが、コガネムシの幼虫と違い根を食べるわけではないようで、やはり害はないそう。
コガネムシとの見分け方は体に点々と斑点があるところ。
害がないとわかると、花にもぞもぞともぐっている姿は微笑ましくもありますね。
しかしもぐる時に花を傷つけて汚くするので害虫認定している方もいます。
庭に集まる益虫番外編
家を守ると書いて家守(ヤモリ)
虫ではないですが、うちでよく見かけるヤモリ。
家を守ると書いて家守の名前通り、縁起の良い生き物として知られています。
見つけたときはビクッとしちゃいますけどねf^_^;
蛾や家の害虫なんかを食べてくれるそうで、見かけたときはヤモリちゃんの邪魔をしないようにそーっと横を通り抜けます。
写真は玄関の扉を開けた途端にヤモリが家に侵入してきて、困ったの図。。。
調べてみると、家の中では水とエサがないので生きられず、そのうち干からびて死ぬだろうと書いていましたが、侵入から3ヶ月経った後も元気に家の中に現れるので、窓の近くに現れた時になんとか外に出してあげることができました。
夜トイレに起きて電気をつけたとき、足元に急に現れたりするのでちょっとしたホラーでしたf^_^;
うちの庭史上、一番びっくりした史上最強の益虫 軍曹アシダカグモ
使っていない植木鉢を持ち上げたとき、隙間から突如現れた大型のクモ。
私の手の大きさと同じくらいのクモ!kasutaの悲鳴は白昼の住宅街にこだましました。
こんなに大きいクモが住宅街に存在しているというのは、テラフォーマーズを読んで知っていたので、それ以上パニックになることはありませんでしたが、もしこの事前知識がなければ、エイリアン襲来くらい驚いていたでしょうね。
アシダカグモというのは、ゴキブリを捕食してくれるという史上最強の益虫です。
アシダカグモが一匹いれば、その家のゴキブリは全滅してしまうそうですよ。
その鬼神の如くの捕食ぶりから、ネットでは「軍曹」と呼ばれ讃えられているほどだとか。
そう思ってみると確かにメカニックでかっこいいですね〜。
この大きさで家の中に現れることは控えて欲しいですが、一家に一匹アシダカグモかもしれませんね。
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