バラの葉が落ちてしまったら バラの黒星病

バラの病害虫

平成最後の今日、名古屋地方では冷たい雨が降っています。

そんな中、早速黒星病になっているバラがありました!

え〜〜〜f^_^;この間ちょっと蒸し暑い日があったから?

他のバラは全然なってないよ?ちょっと気が早すぎない?

黒星病になると花付きが悪くなる

そもそも黒星病になると何がダメなのでしょう?

黒星病にかかったからといって、すぐにバラが枯れてしまうということはありません。

黒星病を放置しておくと、短い期間の間に葉が全て落葉し、枝だけの状態になってしまいます。

黒星病の知識がない人は枯れてしまったと誤解してしまうほどです。

しばらくすれば、また元気な葉が出てきてくれるのですが、ソーラーパネル的な役割をしてくれる葉を失ってしまうと、エネルギーを作ることができず、新しい葉を出すことで精一杯で花を咲かせてくれるどころではなくなってしまいます。

病気にかかってしまった葉は健康な状態に戻ることはないので、定期的に薬剤散布して、予防することが一般的な対策となりますが

1週間に一度薬剤を全部の葉にかけてまわるのを一年中やり続けなきゃならないなんて、絶対ムリf^_^;

黒星病の対策は梅雨が本番!夏に葉を残すのが重要

一年中薬剤散布、そう思ったらやっぱりバラを育てるのは敷居が高く感じちゃいますね。

でも黒星病菌がもっとも活動するのは、実は梅雨時期なんです。

カビに悩まされるのって梅雨ですよね?カビも菌が原因です。

梅雨時期さえ乗り切れば、あとはもう放ったらかしでもなんとかなる!

要は夏に葉っぱを落とさずに、秋バラにキレイに咲いてもらうこと!

黒星病対策の最終地点は実はココなんです。

梅雨時期だけ?黒星病菌を知る

黒星病を引きを越すのはだと言われています。

菌の活動適温は25℃前後、これより寒すぎても暑すぎても菌の活動は緩慢になります。

葉が雨に濡れて菌が葉に入り込むことを考えても、雨が多い梅雨の蒸し蒸し〜っとした時期に最も活動すると言えます。

梅雨を葉を落とさず乗り越えられれば、夏は十分に光合成することができます。

また真夏の35℃前後という気温が、菌の活動を抑制するので、梅雨の時ほど黒星病に気を使う必要も無くなります。

そのままいい流れで秋を迎え、花に咲いてもらえば、葉っぱはもうお役御免。

冬を迎えるだけで、どのみち落葉するほかありませんので、黒星病対策をする必要はありません。

つまり、一年中薬剤散布しなくても、春の花後から梅雨時期だけ厳重警戒しておけば、あとはそれほど気合を入れることはありません。

黒星病対策をするのは秋バラに美しく咲いてもらうため

最小限の手入れでバラに美しく咲いてもらうため、目的意識を持って対策を取っていきます。

ちなみに一季咲きのバラは秋に花をつけませんので春の花後は完全放置ですf^_^;

このように手を抜くところは抜いて、うまくやるのがバラ栽培のコツですかね。

なるべく楽したいバラの黒星病対策

梅雨の時期だけとはいえ、やっぱり定期的な薬剤散布はしたくないf^_^;

さらに手間を最小限にするためにkasutaが行なっている黒星病対策

  • 雨の前後だけ薬剤散布
  • 雨の日だけ軒下にしまう

やっぱり雨に当てないのが一番確実ですね。

マンションのベランダで育てていた時は雨に当たることがなかったので

一度も黒星病にかかったことはありませんでした。

今は鉢の数が多すぎて、軒下にしまう方が大変で重労働f^_^;

雨の前後だけしょうがなく薬剤散布しています。

それでも黒星病を完全に防ぐことはできないので、夏までもてばいい、そんな感覚でやっています。新しい葉っぱもどんどん出てきますしね。

黒い斑点が出た葉っぱは美しくないからとか、そのままにしておくと他に移るとかの理由ですぐに取ってしまう方もいますが

kasutaは多少黒点が出てもギリギリまで光合成頑張って欲しいのでそのままにしています。

↓花はキレイに咲いてますが下の葉が黒点だらけなのがわかりますf^_^;

大人しく1週間に一度薬剤散布すればいいんでしょうか、誰かオルトランDXみたいに土に撒くだけで効果のあるお薬開発してくださ〜いf^_^;

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