バラは丈夫な植物なので、めったに枯れることがありません。
しかしこれだけは枯れる原因になるので注意したい!ということがあります。
バラが枯れる主な原因3つ
根を食い荒らす コガネムシの幼虫
なんかバラの生育具合がおかしい。。そういう違和感を感じたら土中にヤツがいる可能性が高いです。
土中のことなので見えにくく、発見が遅くなり枯れてしまったというケースが非常に多いです。
- 急に葉っぱが黄変して落葉しだした。
- 春なのに新芽が生長していかない。
- 株元がグラグラしている。
などのサインがあれば、早急にお薬を撒くなどの対処をしてくださいね。
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カミキリムシの幼虫 テッポウムシ
太くなった老齢の株元の枝に産卵し、孵化した幼虫は枝の中を食害していきます。
株元の枝に入るので、枝が丸ごとダメになり、ダメージは大きいです。
比較的老齢の熟した枝を好む傾向があります。
コガネムシ同様、枝の中を這い進んでいくので、発見が遅れがちです。
バラの株元からおがくずのようなものが出ていたら、テッポウムシがいる証拠。
入念に穴を見つけだし、殺虫剤を噴射して、退治します。
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根腐れ バラに受け皿はNG
水をあげないと、枯れてしまうのはもちろんですが、あげすぎても枯れる原因になります。
バラの鉢に受け皿をするのは絶対にNGです。
いつも土が湿った状態だと、健康に生育できません。
生育期はたくさんの水が必要で毎日水やりしますが、冬の休眠期は4、5日に一回程度で十分です。
バラの様子や、季節などで水やりも調節しましょう。
バラが枯れる原因はあまり多くない
バラが枯れる原因を考えてみても、3つくらいしか思いつきませんでした!
逆に上記の3つさえ気をつけていれば、バラは枯れません。
バラが枯れたという勘違い 黒星病
黒星病で葉っぱが全部なくなり、枯れてしまったと誤解する人がいます。
黒星病で枯れてしまうことは稀ですので、葉っぱが全部落ちてしまったとしてもすぐに新しい芽をだしてくれるはず。
枝だけになってしまっても慌てずに、様子を見ましょう。
バラが枯れたという判断、見分け方
枝が緑色かどうか
では黒星病やその他の原因で、葉が落ち、枝だけになった状態と、本当に枯れてしまった場合はどう見分けたらいいでしょうか。
株元から出ている枝が、緑色ならまだ枯れていません。
全てが茶色くなって、枝にシワのようなものが入っていたら枯れてしまっています。
水分がなく枝も根もカラカラに乾いているような感じです。
株元が安定しているかどうか
葉を落としただけの株は、元気に土に根を張っていますので株元はぐらつきません。
枯れてしまった株は根も乾燥しているので引っ張ると簡単に土から抜けてしまいます。
ただし、コガネムシに根っこを食い荒らされている場合は、
土中の根がほとんどなく、株元はグラグラなのにまだ株は生きているという状態ですので
慎重に引き抜いて新しい土に植え替えてあげる必要があります。
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