暑い中バラの2番花がちらほら咲き始めてますよ〜^ ^
梅雨真っ盛りのバラの2番花は病害虫の影響を受けやすく
なかなかキレイに咲かないとはよく聞くお悩みです。
2番花が咲かない理由とキレイに楽しむためのちょっとしたコツをお伝えします!
バラの2番花、キレイに咲かない問題点と解決方法
2番花がキレイに咲かない原因は主に3つ。
- スリップスによって花を汚されている
- 気温が高いのでキレイに咲く期間が短い
- 黒星病により葉っぱが落ちて、そもそもつぼみが上がってこない
バラの害虫 スリップスに花を汚されている
2番花が咲くのは梅雨時期です。
雨が多く、気温も高い、病害虫の動きも活発です。
つぼみが花開いたと思ったら、なんだか茶色く汚れてしまっていたら、それはスリップスの仕業。
つぼみの時から中に入り込んで悪さをするので、つぼみの萼が割れる前頃を見計らって、オルトランDXを撒いておきます。
気温が高いと花の寿命が短い
次に、春よりも気温が上がる梅雨時期に咲く2番花の、美しい期間というのはほんの一瞬ということを心得ておきます。
冷蔵庫に入れておくと、なんでも長く保つように、寒いと花は長く保ち、逆に暑いとすぐにダメになってしまいます。
春のように房でついたつぼみが咲き揃うのを待っているなんて悠長なことはできませんので、つぼみがほころび始めたらすぐカットして、涼しい室内で楽しみます。
黒星病で葉っぱを落とさないよう気をつける
もし梅雨時期の雨に当たって黒星病になり
葉っぱを落としてしまっている場合は、2番花は咲かない可能性が高くなります。
病気は予防して葉っぱの保護につとめ、
葉っぱがなくなってしまっている場合にはまず株の回復に尽力してくださいね!
バラの2番花を上手に楽しむ方法
花首だけをカットしてフローティングベースで楽しむ
房でついたつぼみの場合、最初につぼみがほころび始めたと同時にその花首だけをカットします。
側蕾が咲くのを待っていると、最初に花開いたものはダメになりやすいのでそれだけをまず楽しみます。
花首だけだと、花瓶に生けることはできませんので。。
↓こんな時はフローティングベースがあると便利!
花首だけのものや、俯いて咲いてしまう花を観賞する時にも役立ちます。
フローティングベースというとカッコいいですが、普段は洗面所においてあるつけおき洗い用のオケです。。f^_^;
↓大きめのグラスなんかに浮かばせてもいいですね♪
わざわざ「バラ専用!」と気負わなくても家の中にあるもので工夫できます。
房でついていないものも、なるべく早く摘み取るように心がけます。
花開いたな〜と思っても1日放置すると、あっという間に暑さでチリチリになってしまうので、美しいところを絶対見逃さない!という断固たる決意が必要です。
↓これはちょっとまだ早いかな。。
↓いけますね!
つぼみの萼がこのように下りてきたら、切り取っても室内で開花してくれます。
暑さや虫にダメにされてしまう前に、バラの美しいところをいち早く切り取って、
涼しい室内でゆっくり観賞するのが、2番花を楽しむ秘訣です^ ^
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