病害虫に強いバラが欲しい!
病害虫に強いバラというのは、病害虫が発生しないバラのことではありません。
他のバラと比べても比較的病気になりにくいというだけです。
はっきりいうと、病害虫に侵されないバラはありません。
もし、虫なんて見るのも嫌!というならばバラを育てること自体オススメはしません。
バラ以外の他の植物を育ててみても感じることですが、バラは非常に病害虫に好かれています。
他の植物はほぼほったらかしなのに対し、バラの害虫駆除だけは毎日の日課です。
バラに虫がつく=私ってバラ育てには向いてない?
「まめに薬剤散布しているはずなのに気づいたらバラに虫がついている。。私のやり方が間違っているの?」
そんなことはありません。
虫がついて当たり前、それが自然なことなのです。
家で趣味でバラを育てているのなら、虫くらいいて当たり前、見つけたらその都度駆除すれば間に合います。
問題は虫がついているのに気がつかず、放置して大発生させてしまうこと。
病害虫がいて当たり前、病害虫に対する心構えをしておく
kasutaも虫は苦手です。
特にイモムシ類は潰すことはおろか、触ることもできません。
なるべくなら虫は見たくないと思っているのは世間一般の人と変わりません。
しかしバラを育てる上で病害虫はいて当たり前、と思っているとそこまで苦手には感じないものです。
バラがかかりやすい病気、つきやすい虫も決まっているので、急にモスラ級のイモムシが現れるということは、ほぼありません。
こういう状況でこの病気になる、この時期にこの虫が発生するということがわかっているというのが大事です。
バラの病害虫の基本は予防、早期発見、早期対処
では具体的な対策としてはどうしたら良いのでしょう?
「毎日様子を見て、バラの異変にいち早く気づくこと」
バラを育てる上で欠かせないことといえば、上記のことに尽きます。
毎朝、水やりのついでにバラの様子を観察します。
「あれ、今日はこの葉っぱが虫にかじられている」
「葉っぱがよじれて白い粉が吹いてる。。」
毎日見ていると、何かしらの変化に必ず気がつきます。
気が付いた時点で、葉っぱの裏のイモムシを駆除したり、適切な薬剤を散布します。
適切な対処を怠って、葉っぱが全部落ちてしまってからではリカバリーはかなり大変です。
病気と虫もバラの一部と考えて
病気と虫に付き合うのも、バラ栽培の醍醐味です。
バラに集まる病害虫は、バラを通して色んなことを教えてくれます。
kasutaは子供たちと、バラに集まる虫を観察して、楽しむことさえありますよ。
キレイな花を咲かせるだけが、バラ栽培ではありません。
多少バラの葉を虫にかじられたとしても、大したことではありません。
おおらかな気持ちでバラを育てましょう。
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