【バラのお悩み相談】バラの花びらがなんだか汚い【バラの害虫図鑑スリップス】

バラの病害虫

せっかく花が開いたと思ったらなんだか花びらが茶色く汚れている。。

という経験はないですか?

それはスリップス(アザミウマ)という体長2、3ミリほどの小さな虫が花びらを吸汁することによって起こります。

せっかく咲いたと思ったら花びらが茶色く汚れている

それはスリップス(アザミウマ)の仕業!

小さくてわかりにくいですが、花の中を蠢く黒い虫がスリップスです。

白や黄色など、淡い色のバラを好む傾向があり、色の濃いバラにはあまり被害が見られないのが特徴です。

つぼみからやっと花開いたと思ったら、花びらが傷ついて茶色く汚れたように見え、鑑賞に支障をきたします。

いつもは花の奥に潜んでいるので、見つけにくいですが、花を逆さまにしてみたり、揺らしてみたりすると驚いて出てきます。

スリップスの駆除方法1テデトール

小さくて捕まえにくいので、テデトールでは限界がありますが、

花を逆さまにして、うなじのところを指で弾いてやると

衝撃でスリップスたちがパラパラと落ちてきます。

そのまま逃してはまたどこかで繁殖を始めるので、

水道の排水溝のところで行い落ちてきたスリップスたちはキレイに水に流すか、

殺虫剤を薄めた水を入れた容器で受けて、トドメを刺すようにしましょう。

スリップス駆除方法2オルトランDXをまく

やはり一番簡単なのがこの方法。

普段は花の奥に隠れているので、噴射タイプのお薬では限界がありますし、咲いているお花には直接お薬をかけるのは抵抗がありますよね。

つぼみがほころび始める少し前にオルトランDXを撒いておけば、傷ひとつない完璧なお花が楽しめます。


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スリップスは予防しよう

スリップスは土に産卵して孵化、

つぼみがほころび始める前に花びらに潜り込むので

花が咲く少し前にお薬を撒いておくことが大事です。

花がようやく開いたと思ったらすでに花びらを汚されていた。。となっては憎んでも憎みきれませんからね。

バラの病害虫は早期発見早期対処、予防を徹底しましょう!

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